比翼仕立て・比翼部分直し

比翼部分直し・比翼付け
留袖には黒留袖と色留袖の二種類あります。黒留袖は裾模様で5つ紋が入りフォーマル着の中でも格式の高い既婚者の第一礼装なのです。結婚式や披露宴では新郎新婦の母、親族、仲人が着用します。色留袖は1つまたは3つの家紋が入り用途によって変わりますが、一般的に新郎新婦の姉妹や祖母が着用します。最近はレストランウエディングやチャペル式など様々ですが季節を問わず留袖を着用することが一般的なのです。

比翼とは衿・袖口・おくみ・裾に重ね着したように見せる生地が付いています。昔の留袖は比翼仕立てではなく白い下着と一緒に重ね着していたのです。長襦袢・白下着・留袖と三枚着ることになりますので嵩張り動きにくい為に重ね着しているように部分的に付けるのが比翼仕立てなのです。最近は比翼仕立てがほとんどですが、昔の留袖には付いていないことありますので比翼仕立てにする事も可能なのです。
留袖の比翼部分

留袖比翼部分
留袖の裏側についている、白い部分が比翼です。
この仕立て方は着用時には軽くて着姿も綺麗なのです。
比翼の裾部分
比翼の裾部分ですが、留袖の生地より出ていてはいけません。長年保管していたり、化繊の生地が付いていると留袖より下がり出てしまう場合がありますのでしっかりとチェックしてください。画像が標準です。

 
比翼仕立てになっていない方はお手持ちの白下着を利用して比翼仕立てにする事も可能です。白下着がない場合や変色して使えない場合には新品の比翼地を取り付ける事も出来ます。比翼仕立ての留袖で多いトラブルが裾。長年、留袖を着ていないと表地からはみ出している場合が多いのです。原因は着用後の長時間の干しすぎで比翼が下がってきたり、化繊の比翼地が付いていれば表地の絹と合わず出てきてしまうのです。そのままでは着姿も綺麗とは言えませんので部分的に裾だけを調整して元の位置に戻します。裾の比翼地だけを取り外し表地の寸法に合わせ付け直しますので綺麗に仕上ります

 

振比翼作り付けと部分直し価格表

お持ちの下着を使用する場合
35,800円
新品の比翼を当店が準備する場合
33,300円
比翼の裾が留袖の表地より出ている場合
12,000円

【納期】部分直しは10日/比翼の付け直し30日(シーズンにより若干、変更があります)
※料金は全て税別価格です。

 

よくあるご質問

:襟や袖口の比翼は綺麗です。裾だけでも交換していただけますか?
:比翼地の裾が変色して染み抜きで対応できなければ裾の部分だけ交換させていただきます。

:比翼地は綺麗ですが全体的に留袖が縮んでいるように感じます。見ていただけますか?
:裾が表地より出ていれば着物地が全体的に縮んでいる可能性はあります。拝見させていただき問題のある部分だけを修正することも可能です。

:部分的な交換でも可能でしょうか?
:比翼は袖、襟、おくみ、裾に分かれてついていますので、部分的に付け直すことは可能です。

:白い下着と長襦袢の違いがわかりません。どうすればいいのでしょう?
:見分けがつきにくいと思いますので気になるものを一緒にお預かりできれば確認させていただきます。

:留袖に比翼が付いていません。今の時代でも白い下着を使用してもいいですか?
:もちろん着用していただけます。比翼仕立ては面倒な着付けと着物自体を軽くするための仕立て方ですので少し重たく窮屈かもしれませんが見た目は変わりません。着用していただいても何も問題はありません。

:安い比翼地をショッピングセンターで購入してあるのですが、依頼できますか?
:喜んでお受けさせていただきます。留袖を一緒にお預かりできれば加工に進めさせていただきます。

:ポリエステルの比翼地は付けない方がいいのですか?
:表地と素材が違うと数年後、寸法が変わる場合がありますので、できれば絹の比翼地をお勧めいたします。

:自分で直しをチャレンジして途中ですがお願いできますか?
:比翼地を自分で直すことは和裁の経験がないと難しいものです。途中でもお受けさせていただきますのでご安心ください。

LINE@

カテゴリー

最近の記事

ページ上部へ戻る