七五三
  子供着物
   クリーニング

女の子は3歳と7歳、男の子は3歳と5歳で七五三を迎えますが、最近ではあまり年齢を気にせず七五三参りをされる方を良く見かけます。昔から数え年で迎えると言われていますが、あまり拘らずお子様の成長や体調に応じて七五三を迎えることができれば楽しい祝い事になると思います。

七五三の衣装はレンタルされる方や新品を購入される方もみえますが、最近では昔、ご両親が着た着物を子供にと親子二代で思い出作りをされる方も多いようです。子供の時の懐かしい着物を箪笥から出して準備される方が急増しています。

七五三着物の染み

受け継いで着ることができれば格別な七五三になりそうですよね。しかし保管状態によっては着ることができないぐらいシミができている場合があります。湿気による変色染みですのであきらめずに安心できる専門店へご相談ください。

保管中に干していない子供着物は丸洗いクリーニングをお勧めします

何故、着る前にクリーニングをするのでしょう?お母さまが子供のころ着てから20年以上はタンスの中に眠っていたと思います。洋服ではありえない事ですが、呉服では当たり前なのです。しかしほとんどの着物は干すことなく入れっぱなし状態だったと思います。桐のタンスに入っていても湿気臭い臭いはするはずなのです。原因はカビ。目に見えていなくても注意が必要なことなのです。特にお子様にアレルギーがあれば心配なこと。全体を洗ってスッキリすれば新品同様に生まれ変わりますのでお勧めなのです。

子供着物丸洗いクリーニングの工程

  1. 1.子供着物の点検・検査します。
  2. 2.一点ずつネットに入れ着物専用溶剤でドライクリーニング致します。
  3. 3.乾燥室で一昼夜干し、溶剤の成分やにおいを除去します。
  4. 4.丸洗いクリーニングで落ちなかった水性の汚れを染み抜きします。
  5. 5.子供着物をふっくらと仕上げます。

保管していた子供着物に染みが出ていたときは?

着物だけに限らず干すことを怠ると茶色いシミが浮き出てくる事があります。様々な原因がありますが、昔着た時にお手入れせずに保管した場合や長年の湿気によるカビから変色してしまう事がよくあるのです。“もう着ることはないだろう”と思いっていた方がほとんどなのです。しかし思いを大切にする若いお父さんとお母さんが増え最近では親子できる着物が流行りはじめているのです。

着物の染みが酷くても復活します

干していなければ、ほとんどの着物に変色染みがみられます。着用時に気にならない程度であれば干してから着用すればいいのですが、気になる濃いシミは特殊な染み抜きで落としていきます。その作業を「黄変抜き」と言い、漂白作用のある溶剤で丁寧に染みをしていきます。

染みが濃すぎて落としきれない場合は?

着物を製作する職人が手掛け着物の柄の一部と同じ柄をシミの上に足して書く作業をしたり細かい箔を散りばめてボカシを入れたりして新品の着物のように蘇らせることができるのです。イメージをお伝えしにくいのですが、沢山の方に喜ばれている技法なのです。

墨絵で松の柄を足す

全体に箔を使わず墨絵だけの柄でしたので、同じ墨で柄を足し見栄えを良くしました。

染み隠しビフォー
染み隠しアフター

花の柄を足す

着用時には特に目立つ部分で染みが大きすぎるために変色染み抜きをしても若干残りますので赤い花柄で違和感なく染みを隠します。

染み隠し 柄足しビフォー
染み隠し 柄足しアフター

箔を散りばめ染みを隠す

染みが多すぎると手作業のために料金が高額になる場合がありますので着物のバランスを見ながら箔を散りばめる事により料金を抑えます。

箔を散りばめ染みを隠すビフォー
箔を散りばめ染みを隠すアフター

すべて機械などには頼らず手作業で直しますので、染みが多ければ綺麗にする時間もかかります。軽度のシミで2週間程度、重度の染みであれば30日程かかる場合もありますので早めの確認をお勧めいたします。すべて見積もり後の作業となりますので、染みが酷くて諦めている方やご購入を考えている方も一度、ご相談ください。

長期保管の場合は丸洗いクリーニング

特に着用後、長期に保管する場合は丸洗いクリーニングをお勧め致します。汚さないようにしているように言っても大人しくしているお子様はいないと思います。嬉しくてはしゃぐ子供やいつもとちがう雰囲気で泣いてしまう子供もいて親の思った通りにはいかないものです。ついつい汚してしまった時にはクリーニングで対応できますので楽しい七五三をお迎えください。

七五三参りを終えてしまうと何十年を保管状態が続きますので肩上げと腰上げは取り外しクリーニングをしてからの保管をお勧め致しますし安心です。

自分でできるお手入れと保管方法

丸洗いクリーニングがお勧めですが、そのまま保管する場合には必ず陰干しをしながら汚れのチェックとブラッシングをしてください。必ず肩上げと腰上げは取り外し保管する事です。汚れが見えていないだけで汚れている場合がありますので毎年の虫干しは必ず必要なのです。綺麗に保管ができれば代々受け継いでいけるのが着物なのです。

着物ケア診断士から一言

着物はお手入れが高額だからと疎遠になりがちですが、知識があればクリーニングは必要ないことが意外と多いのです。知識がなければ、いつでも相談できるクリーニング店や呉服店を見つければ慌てなくてもいいのですが、敷居が高くて相談しにくかったり、商品を進められたりするといい気はしないも。先ずは一緒に考えてくれる店探しが大切です。近くに専門店がなければ一度、お電話やメールでご相談ください。

七五三着物染み抜き・クリーニングセット料金表(税別)

七五三着物(祝い着)汗抜き丸洗いクリーニング 4,600円
丸洗いクリーニング 3,600円
カビ取りクリーニング 6,600円
汗取りクリーニング 4,600円
染み抜きクリーニング お見積り
古い染み抜き お見積り
子供用(祝い着)長襦袢 汗抜き丸洗いクリーニング 3,400円
丸洗いクリーニング 2,400円
カビ取りクリーニング 5,400円
汗取りクリーニング 4,600円
染み抜きクリーニング お見積り
古い染み抜き お見積り
女児七五三着物二点セット(着物・長襦袢)6,000円
三点セット(着物・長襦袢・被布)8,400円
しごき800円・帯揚げ800円
男児七五三着物 二点セット(着物・長襦袢)6,000円
三点セット(着物・長襦袢・羽織)9,000円
四点セット(着物・長襦袢・羽織・袴)13,600円

※料金は全て税別価格です。
※【納期】7日(シーズンにより若干、変更があります。)

七五三着物クリーニングのよくあるご質問

Q.新品の七五三着物を一度着せただけですが、クリーニングは必要?
A.1~2年以上の長期保管をする場合、一度の着用でもクリーニングしておくことをおすすめします。小さなお子様が着用した着物には、目立たなくても様々な汚れが付きがちです。七五三の着物は次回に着るまでに長期的に保管するため、その間に汚れが酸化し、ガンコな変色シミとなってしまうケースが多く見られます。また七五三ではお子様の身長に合わせて縫い上げをしますが、縫い上げたままの状態での長期保管はおすすめできません。肩上げ・腰上げを取り外してクリーニングをしておいた方が、数年後にもキレイに着られます。
Q.七五三に着物を着せた後のお手入れ、「丸洗い」か「シミ抜き」か迷っています。
A.次回の着用予定はお決まりですか?半年以内に七五三着物の着用予定があるならば、シミ抜きで目立つ汚れだけ取り除けば十分です。(目立つ汚れが無いならば、クリーニング無しでも構いません。)
1年~2年先まで着用予定が無い時には、丸洗いと汗抜きで汚れを全体的に取り除いておくことをおすすめします。
Q.お宮参り着物を七五三に使いたい。縫い上げもお願いできますか?
A.はい、『ふじぜん』では七五三着物の縫い上げ(肩上げ・腰上げ)や袖の丸み付け等もすべて承っています。当店は元々着物の加工店として創立しており、高い技術力の職人を揃えておりますので安心しておまかせください。縫い上げ・腰上げのメニュー内容やサイズの測り方ページをご参照ください。
Q.昔の七五三着物の裏地に古いシミが…。シミ抜きで落ちる?
A.胴裏(裏地)は生地が薄くデリケートなので、漂白作業(黄変抜き・古いシミのシミ抜き)を行うことができません。シミ抜きではなく、胴裏の布地を交換することをおすすめします。当店『ふじぜん』では、着物をほどかずに裏地だけを交換する「胴裏交換」を承っております。着物を仕立て直すのに比べて料金もリーズナブルです。胴裏交換につきましてもサービスメニューで詳しくご案内しております。胴裏交換につきましてもサービスメニューで詳しくご案内しております。
Q.昔の七五三着物を使いたいが、家紋が違うので迷っています。
A.当店では「家紋の入れ替え」も承っています。クリーニングメニューと合わせて、お気軽に家紋入れ替えもお申し付けください。家紋入れ替えの料金やよくあるご質問には、サービスメニューページで詳しくご案内を差し上げております。

プロフィール

吉原ひとし


着物ケア診断士 吉原ひとし

着物の染み抜きやお直しをする場合、加工内容や料金は検討がつかないと思います。お近くに専門店があれば安心ですがシミや汚れを見てもらったが、無理だと言われ諦めてしまう方が多いのです。遠方にお住まいの方はお電話又はメールでご相談いただければ、無料にてアドバイスさせていただきます。クリーニングやお直し以外でも着物の事ならお気軽にご連絡ください。

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