車椅子で着物を着たいと思ったとき、「どの着付け師にお願いすればいい?」「車椅子に座ったまま着付けてもらえる?」と迷う方もいるのではないでしょうか。
車椅子の着付けでは、着物を美しく着せるだけでなく、座った姿勢や身体の状態、車椅子での過ごしやすさまで考えて着付けることが大切です。
この記事では、車椅子の着付けに対応できる着付け師とはどのような人なのか、依頼するときに確認したいポイントを簡潔にご紹介します。
近くに対応できる着付け師がいない場合の選択肢や、KIMONOiSUの福祉車椅子着付け師による対応についてもご紹介します。
車椅子で着物を着るとき、着付け師に確認したいこと
車椅子の方の着付けでは、着物を美しく着せる技術だけでなく、車椅子に座った状態での着付けや、身体への負担に配慮する知識・技術が求められます。
一般的な着付けは立った状態を基本とすることが多い一方、車椅子の着付けでは、座った姿勢のまま着物や帯を整えていきます。車椅子の操作や姿勢、身体の状態などを考えながら着付けを行うことも大切です。実際に、車椅子着付けの専門講座でも、車椅子の操作やポジショニング、座ったままの着付けなどが学ばれています。
そのため、車椅子で着物を着たい場合は、「着付けができるか」だけでなく、「車椅子に座った状態での着付けに対応できるか」を確認することが大切です。
また、車椅子を利用している方の身体の状態や車椅子の種類は一人ひとり異なります。事前に身体の状態や使用している車椅子、着物を着る場面などを相談できる着付け師であれば、当日の着付けについても具体的に確認できます。
KIMONOiSUには、福祉車椅子着付け師が所属しています。車椅子で着物を着る方の身体や姿勢にも配慮しながら、その方に合った着付けを考えています。

普通の着付けと、車椅子の着付けは何が違う?
車椅子の着付けは、単に「座ったまま着物を着せる」というだけではありません。
着付けをする方の身体の状態や姿勢、車椅子の形状などを考えながら、着物を着た後も無理なく過ごせるように整えることが大切です。
特に大切なのは、「着付けが完成した状態」だけを見るのではなく、その後に車椅子で過ごすことまで考えることです。
そのため、車椅子の着付けを依頼するときは、着付けの技術だけでなく、車椅子に座った状態での着付けについて相談できるかを確認しておくと安心です。
車椅子の着付け師を選ぶときに確認したいこと
車椅子で着物を着る場合は、着付け師を探すときに、一般的な着付けに対応しているかだけでなく、車椅子に座った状態での着付けに対応できるかを確認しておきましょう。
特に、次のような点を事前に相談しておくと安心です。
車椅子に座ったまま着付けられるか
着付けの途中で立ち上がる必要があるのか、最初から最後まで車椅子に座った状態で対応できるのかを確認しましょう。
身体の状態に合わせて対応できるか
身体の状態や座った姿勢は、一人ひとり異なります。無理のない姿勢で着付けを進められるか、事前に相談できることが大切です。
使用している車椅子について相談できるか
車椅子の種類や姿勢調整の方法によっても、着付けの進め方が変わる場合があります。使用している車椅子について、事前に伝えて相談しておきましょう。
着物を着た後のことまで考えているか
着付けが終わったときだけでなく、着物を着たまま車椅子で過ごすことも考えて、着付けをしてもらえるか確認しましょう。
自宅や会場、施設などへの出張に対応しているか
着付け師によっては、自宅や会場、施設などへの出張に対応している場合があります。移動が難しい場合は、出張着付けが可能かどうかも確認してみましょう。
このように、「着物を着せてもらえるか」だけでなく、「車椅子に座った状態で無理なく着付けてもらえるか」まで確認することが大切です。
自宅や会場、施設への出張着付けという選択肢
車椅子での移動に負担がある場合は、自宅や着物を着る会場、施設などへ着付け師に来てもらう「出張着付け」も選択肢の一つです。
慣れた場所で着付けを受けられるため、美容室などへ移動することが難しい方でも利用しやすい方法です。
ただし、出張着付けに対応しているからといって、必ずしも車椅子に座ったままの着付けに対応しているとは限りません。
依頼する際は、
- 車椅子に座ったまま着付けができるか
- 使用している車椅子について相談できるか
- 自宅・会場・施設など、希望する場所への出張が可能か
などを、事前に確認しておきましょう。
「出張できるか」だけでなく、「車椅子の着付けに対応できるか」まで確認することが大切です。
遠方なら「着せ方動画」で車椅子着物を着る方法も
近くに車椅子の着付けに対応できる着付け師がいない場合でも、車椅子で着物を楽しむ方法があります。KIMONOiSUの車椅子用着物レンタルでは、車椅子に座ったまま着られるように仕立てた二部式の着物をご用意しています。
着物の着せ方を動画で確認できるため、遠方からのご注文でも、ご家族などが動画を見ながら着せることができます。
「近くに車椅子の着付け師がいない」
「着付けのために遠くまで移動するのが難しい」
という場合にも、選択肢の一つになります。
着付け師に依頼する方法だけでなく、車椅子用に仕立てた着物と着せ方動画を利用して、ご家族と一緒に着物を楽しむ方法もあります。
KIMONOiSUには福祉車椅子着付け師が所属しています



KIMONOiSUには、福祉車椅子着付け師が所属しています。車椅子での着付けでは、着物を美しく整えることだけでなく、座ったときの姿勢や身体への負担、車椅子の状態などにも配慮することが大切です。
そのため、KIMONOiSUでは「どのように着せればきれいに仕上がるか」だけでなく、「着る方が無理なく着物を楽しめるか」という視点も大切にしています。
福祉車椅子着付け師・川村志津子へのインタビューでは、車椅子の方への着付けについて、実際の経験や考え方を詳しく紹介しています。
車椅子で着物を着ることに不安がある方は、ぜひ参考にしてください。

車椅子で着物を着たい方は、まず相談を
車椅子で着物を着る場合、「着付けをお願いできる人が見つかるかな」「自分の車椅子でも大丈夫かな」と不安になることもあるかもしれません。車椅子の種類や身体の状態、着物を着る場所や目的によって、適した方法は一人ひとり異なります。
そのため、着物を着たいと思ったら、まずはどのような方法が可能か相談してみることをおすすめします。KIMONOiSUでは、福祉車椅子着付け師の知識・経験をもとに、車椅子で着物を楽しみたい方のご相談に対応しています。
また、車椅子用に仕立てた二部式の着物や、着せ方動画を利用したレンタルにも対応しています。「近くに車椅子の着付け師がいない」という場合でも、遠方からご相談いただけます。
車椅子だからと着物をあきらめる前に、まずはご希望をお聞かせください。
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