喪服染み抜きクリーニング
喪服着物は、お通夜や葬儀、法事などに着用する着物です。「いざという時」のために、いつもキレイに保管しておきたいですね。

でも黒一色の喪服着物は、保管中のトラブルが目立ちやすいものです。「礼服着物にカビが…」「喪服着物が変色している」「喪服の家紋の黄ばみが気になる」こんなトラブルにお困りではありませんか?

吉原ひとし
吉原ひとし
こんにちは。創業明治三九年 四代目 ふじぜん 吉原ひとしと申します。着物を専門に取り扱うクリーニング店の店主をさせていただいております。喪服着物の丸洗いを始め、シミ抜きや汗抜き、カビ取りもできます。家紋の入れ替えやサイズ直しなどもお気軽にご相談くださいませ。

喪服着物のアフターケアに「丸洗いクリーニング」

喪服着物は一度着ると、次に着るのがいつになるのかわからないものです。長期間の保管中のトラブルを減らすためにも、着用後のアフターケアとして「着物丸洗い」をしておきましょう。

着物丸洗いとは?

着物をほどかず、丸ごと溶剤で洗浄する方法です。着物全体に付着したチリ汚れ・ホコリ汚れや、ついたばかりの軽い皮脂汚れなどをスッキリと落とします。

着物丸洗いクリーニングサービス

喪服着物に汚れを付けたら「シミ抜き」

喪服着物に食べこぼしやメイクのシミを付けてしまった…こんな時には「シミ抜き」です。油汚れ・血液シミ・飲み物汚れなど、汚れの成分に合わせた特殊洗剤を使用し、職人が手作業でピンポイントのシミ落としを行っていきます。

最安550円のお手軽なお手入れ

『ふじぜん』のシミ抜きは、1箇所1センチあたり550円(税込)からのお手軽価格です。料金はシミの大きさに従って変動しますが、事前に無料でお見積りするので安心してご利用いただけます。

喪服着物のファンデーション汚れにも

喪服着物の襟元にファンデーションが付いていませんか?ファンデ汚れは放置すると変色してしまいがちです。『ふじぜん』のシミ抜きなら、喪服についたファンデーション汚れもキレイに落とせます。お早めにご相談ください。

着物 染み抜きサービス

汗をかいたら喪服の「汗抜き(汗取り)」を

着物についた汗の汚れは、丸洗いクリーニングだけでは落ち切らず、カビや変色シミなどの原因となりがちです。夏場の着用や暖房が効いた場所で喪服を着た時には「汗抜き(汗とり)クリーニング」を加えましょう。

手作業だから汗スッキリ

『ふじぜん』の汗抜き(汗とり)クリーニングでは、専門の職人が裏地から手作業で丁寧に汗を取り除いていきます。汗の成分をしっかり除去するから、長期間の保管中も安心です。

着物の汗抜き汗取りクリーニングサービス

喪服着物がカビくさい!「カビ取りクリーニング」

久しぶりに喪服着物を出したらカビ臭い」「喪服着物に白いふわふわしたものが生えている」これらはカビの諸症状です。早めにカビ取りクリーニングでお手入れしましょう。

オゾンでカビ菌を徹底除去

喪服着物に一度カビが生えてしまうと、ご家庭ではカビ菌を除去できません。カビの匂い、カビのシミといった症状が再発し、徐々に症状が重くなりやすいです。

『ふじぜん』のカビ取りクリーニングでは、オゾンの力でカビ菌を徹底除去。カビ臭さを気にせず、スッキリ気持ちよく喪服着物をお召しいただけます。

※カビによるシミや変色が起きた場合、別途「シミ抜き(黄変抜き)」などによる対処が必要です。

着物カビ取りクリーニングサービス

喪服着物が変色…「黄変抜き」や「染色補正」でカバー

喪服着物の黒い地色、ところどころ色がおかしい、茶色やピンクになっている…これは喪服に残った汚れやカビなどが酸化して起きる変色シミ(黄変)です。

ふじぜんなら古いシミや変色にも対処

時間をかけて酸化し変色してしまったシミは、一般的には対処が難しいと言われています。しかし『ふじぜん』では、古いシミにも対応可能。専門の職人が黄変抜きを行います。

漂白作用のある溶剤で残っている汚れを少しずつ取り除き、変色については「色掛け」「色補正」などの染色補正でカバーします。専門の染色補正士が元の色に合わせて色補正するので、変色シミが目立つ心配はありません。

喪服着物の家紋入れ直しや入れ替え

長く使われる喪服着物では、家紋の汚れや黄ばみにお困りだったり、家紋を変えて譲りたいという方も多いものです。

家紋の黄ばみや泣きに対処

喪服着物の家紋の黄ばみが気になる時や、雨などに濡れて家紋の白い部分と地色の黒い部分が混じり「泣いた」ようになってしまった時には、家紋の入れ直しをしましょう。

専門の職人が薬剤を使って漂白し、同じ家紋をキレイに入れ直していきます。家紋がキレイになると、喪服着物が新品のように見えますよ。

新しい家紋に入れ替え

喪服着物を娘様やお孫さんに譲りたいとき、家紋が合わずに困ってしまうことも。こんな時には家紋を入れ替えましょう。

専門の職人が紋を入れる前の状態(石持)にまで漂白してから、ご指定の新しい紋を描き入れていきます。

家紋入れ・家紋入れ替えサービス

喪服着物のサイズ直し・裏地交換

喪服着物が体に合わなくなってしまった、サイズを直してから子どもや孫に喪服着物を譲って嫁入り道具にしたい…こんな時にも『ふじぜん』にお任せください!

身丈だけ・裄丈だけの変更OK

『ふじぜん』では、着物を完全に解かずに、身丈だけ・裄丈だけをサイズ変更することができます。長い丈を短くするのはもちろん、縫い込みがあればサイズを長くすることも可能です。

裏地のみの交換もできます

喪服着物の裏地、黄ばみや変色が気になりませんか?着物を解かず裏地のみを交換すれば、すっきり気持ちよく着られます。

仕立て直しで新品のように

着物をほどき、一からお仕立て直しをすることももちろんできます。新品のようになりますから、娘様やお孫様へ「お嫁入り道具」として譲りたいときにもピッタリです。

身丈・着丈のサイズ(寸法)直しサービス
胴裏(裏地)の交換サービス

喪服着物のクリーニング料金表

喪服(袷)丸洗いクリーニング 9,900円(税込)
カビ取りクリーニング 14,300円(税込)
汗取りクリーニング 4,400円(税込)
着用時の新しい染み抜き お見積り
保管時の古い染み抜き お見積り
喪服(単衣 / 絽)丸洗いクリーニング 8,800円(税込)
カビ取りクリーニング 13,200円(税込)
汗取りクリーニング 4,400円(税込)
着用時の新しい染み抜き お見積り
保管時の古い染み抜き お見積り

※料金は全て税込価格です。

喪服着物クリーニングについてよくあるご質問

Q.葬儀で一度着ただけですが、喪服着物はクリーニングに出すべき?
A.はい、「着物丸洗い」または「シミ抜き」、汗をかいた場合は「汗抜き」をおすすめします。
 
喪服着物は他の着物に比べ、保管期間が長いです。次に着るのが10年後ということもあるでしょう。一度の着用で付いた皮脂汚れやシミは、長い間に着物を変色させたり、カビを生やす元になります。
 
そして喪服は突然着る着物です。着ようとした時に「カビ」や「変色ジミ」ができていては間に合いません。キレイな状態で保管できるよう、ぜひ「しまう前」の本格的なお手入れをご検討ください。
Q.喪服着物のファンデーションの汚れだけ落とせるのですか?
A.はい、喪服の衿のファンデーションの汚れは「シミ抜き」でその部分だけをキレイにできます。シミ抜きの料金はシミの大きさ等で変動しますので、当店まで着物をお送りください。作業に入る前に必ず無料でお見積りをお出しします。
Q.喪服着物にカビを発見!カビ取りはすぐできる?
A.変色が起きていない軽度のカビなら、納期10日間前後でカビ取りクリーニングを行うことができます。(※繁忙期はお時間をいただく場合がございます)
 
ただカビの繁殖が重度で着物が変色していると、漂白してから染色補正(色直し)をしなくてはいけません。1~2ヶ月程度、着物をお預かりする場合がございます。
 
当店ではお着物をお送りいただき、実際の状態を見てからお客様に納期やお見積りをお出ししております。「ある程度で良いので納期を知りたい」という場合には、メールやLINE等で一度お問い合わせください。
Q.娘に喪服着物を譲る人は多いですか?
A.はい、喪服着物を娘さんやお孫さんに譲る方は増えています。お嫁入り前のお支度として喪服着物の家紋を入れ替えたり、サイズ直しをする方が多いです。
 
ご希望の場合には「しつけ糸」を付けて、新品のようにしてからお渡しすることもできます。
Q.家紋が変色してる気がします。キレイにできる?
A.はい、家紋の黄ばみや茶色っぽい変色等には「家紋洗い(紋洗い)」がおすすめです。家紋洗いでは変色した部分を漂白し、その後に家紋の線の修正を手作業で行います。家紋をキレイにすると、着物全体が新しく見えますよ。家紋洗い(家紋入れ)についてはこちらで詳しくご案内しております。あわせてご参照ください。
Q.喪服着物の裏地が変色して汚い。キレイにできる?
A.着物の裏地(胴裏)は生地が薄いので、シミ抜き(漂白)をすることができません。胴裏の変色が気になる場合には、胴裏を新しいものに交換しましょう。胴裏交換についてはこちらで詳しくご案内しています。胴裏交換についてはこちらで詳しくご案内しています。
Q.喪服着物の帯を締めた部分が白っぽい。汚れですか?
A.これは汚れではなく、帯の摩擦によるスレです。黒地の喪服は帯を締めただけでも白っぽくスレてしまうことがあります。着用すれば外からは見えませんし、汚れではないので変色ジミ等になる恐れはほとんどありません。
 
スレが気になる場合には、色補正でキレイに直すことも可能です。色補正・色掛けについてお見積りをご案内しますので、一度当店までお着物をお送りください。
Q.太ったら喪服着物のヒップ等が小さく感じます。サイズ直しできる?
A.はい、着物の「身幅(みはば)」をサイズ直ししましょう。着物の幅は狭くするだけでなく、広くすることもできます。一箇所だけのお直しなら、着物をほどかずお直しするので安上がりです。
 
ただ身幅だけでなく着丈・裄丈の変更もある場合は、お仕立て直しの方がお安く済むこともあります。ご希望のサイズを伺い、最適なプランをご提案させていただきます。
Q.長襦袢と喪服着物の「袖丈」が合いません。直せる?
A.着物の袖丈を縮めて、長襦袢に合わせることは可能です。着物の袖を長襦袢に合わせて長くできるかどうかは、着物の現物を拝見しないとご案内ができません。長襦袢と喪服着物を両方送っていただければ、サイズを測って適切なサイズ直しについてご案内いたします。
Q.葬儀で軽くですが雨に濡れました。クリーニングした方がいい?
A.最近の雨には不純物が多く含まれているので、雨濡れした着物をそのまま長期保管すると変色の原因になりやすいです。いざという時のためにも、クリーニングしておいた方が安心です。

吉原ひとし


着物ケア診断士 吉原ひとし


着物の染み抜きやお直しをする場合、加工内容や料金は検討がつかないと思います。お近くに専門店があれば安心ですがシミや汚れを見てもらったが、無理だと言われ諦めてしまう方が多いのです。遠方にお住まいの方はお電話又はメールでご相談いただければ、無料にてアドバイスさせていただきます。クリーニングやお直し以外でも着物の事ならお気軽にご連絡ください。 初めてご訪問の方へ

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