喪服着物は、お通夜や葬儀に着用するフォーマルなお召し物。「いざという時」のために、いつもキレイに保管しておきたいですね。
でも黒一色の無地の喪服着物は、保管中のトラブルが目立つものです。久しぶりに出した礼服着物に汗ジミやカビのシミができていませんか?喪服着物の家紋が変色してお困りになる方もいらっしゃいます。
『着物ふじぜん』なら、喪服着物の丸洗いはもちろん、汗抜きやカビ取りもおまかせ。家紋の入れ替えや色の修復、サイズ直しも承っております。
目次
喪服着物の着用後には「着物丸洗い」
喪服着物は一度着ると、次に着るのがいつになるかわからないものです。長期間の保管に備えて、しまう前に「着物丸洗い」をしておきましょう。
『ふじぜん』の丸洗いなら水性汚れもスッキリ
一般的な着物丸洗いクリーニングでは、油剤を使った「機械洗い」しか行いません。そのため皮脂汚れ等の油溶性の汚れだけしか落とすことができないのです。
でも『ふじぜん』の着物丸洗いなら、水性の汚れもスッキリ!コーヒーやお酒のハネ・雨汚れ等でも、「丸洗い」でキレイにできます。
着物丸洗いクリーニングで皮脂や水性・タンパク質系の汚れもスッキリ
気軽な「シミ抜き」で喪服着物をキレイに
喪服着物の部分的な汚れだけを取りたい時には「シミ抜き」がおすすめです。食べこぼしジミ・血液シミ等の成分に合わせ、職人が手作業でシミをスッキリと落とします。
最安500円からのお手軽クリーニング
『ふじぜん』のシミ抜きでは、着物のご希望の部分だけをキレイにしますから料金も安上がり。事前に無料でお見積りも出しますので、安心してご利用いただけます。
喪服着物のファンデーション汚れにも!
黒地の喪服着物では、襟元等についたファンデーション汚れが白く目立ちがちです。『ふじぜん』のシミ抜きなら、喪服についたファンデーションの汚れもキレイに落とします。
汗をかいたら喪服の「汗抜きクリーニング」
暑い夏のお通夜やお葬式で、喪服着物が汗でビッショリ…こんな時には「汗抜きクリーニング」をしましょう。
喪服の汗ジミや変色の予防に!
汗の成分が着物に残ったままだと、ミネラル成分が徐々に染料を変色させ、古く取れにくい「汗ジミ」や「黄変(変色)」の原因となります。
『ふじぜん』では専門の職人が裏地から手作業で汗取りを行い、汗の成分をスッキリ除去。長期間の保管をするときも安心です。
喪服着物のカビには「カビ取り」を
喪服着物で起きやすいのが「カビ」のトラブルです。でも着物クリーニング専門店『ふじぜん』なら、カビ菌によるシミやニオイもキッチリと除去します。着物をほどいて洗う「洗い張り」に比べて、料金もお手頃です。
カビのニオイにも「カビ取り」で対策!
カビ菌は繊維の奥にまで根を張っています。一度カビが発生したら、ご自宅では除去することができません。「喪服着物がカビ臭い」「表面のカビが何度も生えてくる」こんな時にはお早めに「カビ取り」をご利用ください。
喪服着物の茶色いシミは「カビ」の変色
「黒い喪服のところどころに茶色いシミが…」これはカビによって喪服が色抜けし、変色した状態です。
こんなカビの変色ジミも『ふじぜん』におまかせください。漂白作業のある溶剤で対処してから「色掛け」や「色補正」を行い、着物を元のように戻していきます。専門の染色補正士が全体の色に合わせて色補正をしますので、シミ部分が目立つ心配はありません。
喪服着物の家紋の入れ替え・サイズ直しもおまかせ!
『着物ふじぜん』では、家紋の入れ替えや仕立直し等も承っております。眠ったままの喪服着物をお直しして「いつでも安心して使える喪服」にしませんか?
家紋を入れ替えれて嫁入り道具にも
着なくなった喪服を娘様に譲るお母様が増えています。家紋を新しいものに入れ替えれば、娘様のお嫁入りの準備にもピッタリです。
身丈・裄丈だけのサイズ直しもOK
全体のお仕立て直しはもちろん、「身丈だけ」「裄丈だけ」のサイズ直しも承っております。身丈・裄丈だけのお直しなら着物をほどかないので、料金のお値段も安上がりです。
長い丈を短くするだけでなく、身丈・裄丈を長くすることもできます。お母様より背が高い娘様に合わせてサイズ直ししたい時にもおすすめです。
身丈・着丈のサイズ(寸法)直し
家紋入れ・家紋入れ替え・家紋洗い
喪服着物のクリーニング料金表
袷喪服 | 汗抜き丸洗いクリーニング 8,800円(税込) 丸洗いクリーニング 7,700円(税込) カビ取りクリーニング 11,000円(税込) 汗取りクリーニング 5,060円(税込) 染み抜きクリーニング お見積り 古い染み抜き お見積り |
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単衣・絽喪服 |
汗抜き丸洗いクリーニング 7,700円(税込) 丸洗いクリーニング 6,600円(税込) カビ取りクリーニング 9,900円(税込) 汗取りクリーニング 5,060円(税込) 染み抜きクリーニング お見積り 古い染み抜き お見積り |
※料金は全て税込価格です。
喪服着物クリーニングについてよくあるご質問
- Q.葬儀で一度着ただけですが、喪服着物はクリーニングに出すべき?
- A.はい、「着物丸洗い」または「シミ抜き」、汗をかいた場合は「汗抜き」をおすすめします。
喪服着物は他の着物に比べ、保管期間が長いです。次に着るのが10年後ということもあるでしょう。一度の着用で付いた皮脂汚れやシミは、長い間に着物を変色させたり、カビを生やす元になります。
そして喪服は突然着る着物です。着ようとした時に「カビ」や「変色ジミ」ができていては間に合いません。キレイな状態で保管できるよう、ぜひ「しまう前」の本格的なお手入れをご検討ください。 - Q.喪服着物のファンデーションの汚れだけ落とせるのですか?
- A.はい、喪服の衿のファンデーションの汚れは「シミ抜き」でその部分だけをキレイにできます。シミ抜きの料金はシミの大きさ等で変動しますので、当店まで着物をお送りください。作業に入る前に必ず無料でお見積りをお出しします。
- Q.喪服着物にカビを発見!カビ取りはすぐできる?
- A.変色が起きていない軽度のカビなら、納期10日間前後でカビ取りクリーニングを行うことができます。(※繁忙期はお時間をいただく場合がございます)
ただカビの繁殖が重度で着物が変色していると、漂白してから染色補正(色直し)をしなくてはいけません。1~2ヶ月程度、着物をお預かりする場合がございます。
当店ではお着物をお送りいただき、実際の状態を見てからお客様に納期やお見積りをお出ししております。「ある程度で良いので納期を知りたい」という場合には、メールやLINE等で一度お問い合わせください。 - Q.娘に喪服着物を譲る人は多いですか?
- A.はい、喪服着物を娘さんやお孫さんに譲る方は増えています。お嫁入り前のお支度として喪服着物の家紋を入れ替えたり、サイズ直しをする方が多いです。
ご希望の場合には「しつけ糸」を付けて、新品のようにしてからお渡しすることもできます。 - Q.家紋が変色してる気がします。キレイにできる?
- A.はい、家紋の黄ばみや茶色っぽい変色等には「家紋洗い(紋洗い)」がおすすめです。家紋洗いでは変色した部分を漂白し、その後に家紋の線の修正を手作業で行います。家紋をキレイにすると、着物全体が新しく見えますよ。家紋洗い(家紋入れ)についてはこちらで詳しくご案内しております。あわせてご参照ください。
- Q.喪服着物の裏地が変色して汚い。キレイにできる?
- A.着物の裏地(胴裏)は生地が薄いので、シミ抜き(漂白)をすることができません。胴裏の変色が気になる場合には、胴裏を新しいものに交換しましょう。胴裏交換についてはこちらで詳しくご案内しています。胴裏交換についてはこちらで詳しくご案内しています。
- Q.喪服着物の帯を締めた部分が白っぽい。汚れですか?
- A.これは汚れではなく、帯の摩擦によるスレです。黒地の喪服は帯を締めただけでも白っぽくスレてしまうことがあります。着用すれば外からは見えませんし、汚れではないので変色ジミ等になる恐れはほとんどありません。
スレが気になる場合には、色補正でキレイに直すことも可能です。色補正・色掛けについてお見積りをご案内しますので、一度当店までお着物をお送りください。 - Q.太ったら喪服着物のヒップ等が小さく感じます。サイズ直しできる?
- A.はい、着物の「身幅(みはば)」をサイズ直ししましょう。着物の幅は狭くするだけでなく、広くすることもできます。一箇所だけのお直しなら、着物をほどかずお直しするので安上がりです。
ただ身幅だけでなく着丈・裄丈の変更もある場合は、お仕立て直しの方がお安く済むこともあります。ご希望のサイズを伺い、最適なプランをご提案させていただきます。 - Q.長襦袢と喪服着物の「袖丈」が合いません。直せる?
- A.着物の袖丈を縮めて、長襦袢に合わせることは可能です。着物の袖を長襦袢に合わせて長くできるかどうかは、着物の現物を拝見しないとご案内ができません。長襦袢と喪服着物を両方送っていただければ、サイズを測って適切なサイズ直しについてご案内いたします。
- Q.葬儀で軽くですが雨に濡れました。クリーニングした方がいい?
- A.最近の雨には不純物が多く含まれているので、雨濡れした着物をそのまま長期保管すると変色の原因になりやすいです。いざという時のためにも、クリーニングしておいた方が安心です。