お宮参り着物
 クリーニング

お子様が生まれ、子供の成長を願って氏神様にお参りする大切な行事ですが、地域によって時期が違うようです。生後約一か月頃の地域もあれば100日頃の地域もあるようで父母や親戚に聞いてみるのもいいでしょう。お宮参りの時期は目安ですのでお子様の成長や天候などを考慮し無理のないお宮参りをお勧めいたします。

お宮参りの服装の定番はベビードレスに羽織る祝い着(産着・初着)の着物を準備される方が多くいらっしゃいます。呉服店や赤ちゃんデパートなどで新品の産着を購入する場合、特に男の子用は家紋を入れなければなりません。納品まで一か月から二か月なんて事もありますので早めの準備が必要です。

親子二代で着る祝い着(産着・初着)

お父様やお母さまが昔にお宮参りをした着物をお子様に羽織らせ親子二代で使われる方が急増しています。リーズナブルな事だけではなく、若いお父さんやお母さんは想いを大切にされるようになっているようです。まさか使うことになるとは思っていなかったので、慌ててタンスから引っ張り出しているようです。

何十年もの間、タンスに入っていた産着は湿気により茶色いシミになっていることがあります。生地が酸化してできたシミはクリーニングだけでは落とせませんが、綺麗に直すことは可能ですので諦めないで一度、相談してみてください。

お宮参り着物の丸洗いクリーニングの工程

  1. 1、産着の生地とシミを点検・検査します。
  2. 2、一点ずつネットに入れ着物専用溶剤でドライクリーニング致します。
  3. 3、乾燥室で一昼夜干し、溶剤の成分やにおいを除去します。
  4. 4、丸洗いクリーニングで落ちなかった水性の汚れを染み抜きします。
  5. 5、プレス加工をして産着をふっくらと仕上げます。

30年ぶりの祝い着は必ず丸洗いクリーニング

汚れはなくても湿気臭ければカビは生えています。長い間、タンスに眠っていたのであればクリーニングをしてお子様のアレルギー対策にも必要な加工作業です。

古いシミがある時は変色直しで復活

茶色くなったシミは汚れを見落としそのまま保管してしまい酸化してしまったシミや、空気の入れ替えをせずに長期の保管時にカビが生え地色を変色させてしまうことがあります。丸洗いクリーニングだけでは落ちませんが、漂白性の溶剤を使うことにより染みを抜いていきます。この作業は経験の豊富な職人によって手作業で変色直し(黄変抜き)を行い綺麗に復活させることができるのです。

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お宮参り着物シミ
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お宮参り着物染み抜き

男児産着の保管中に酸化した染み

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男児産着(お宮参り着物)の保管中に酸化した染み
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男児産着の保管中に酸化した染み抜きアフター

お宮参りや七五三参りの着物は衿周りの汚れが酷い場合が多く、目立つ部分でもあるので、治し方に気をつけます。この着物は50年前の着物で3世代着用したいとのご相談をいただきました。生地も劣化し始めているので、変色シミ抜きは生地を痛めない程度までの作業となり、残るシミは柄を足して隠す方法をご提案させていただきました。

全体に変色シミが多い場合は箔ボカシで料金を抑えます。

あまりにも変色シミが多い場合、一か所ずつ変色染み抜きをすると高額になってしまいますので、染み抜きを併用して細かい箔をボカシながら吹き付け染みを隠します。ご予算内で仕上がることも多く、皆様に喜ばれています。

細かい箔をボカシながら吹き付け染みを
細かい箔をボカシながら吹き付け

30年以上前のお宮参りの着物

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30年前のお宮参り着物の染み
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30年前のお宮参り着物の染み 箔ボカシ

若いお母様が生まれた時の祝い着ですが、着る機会が無いと思っていたのですが、自分の子供にと思いタンスから出してみたら、黄ばんだシミが沢山。ダメ元でご相談頂きました。確認すると表地があ絹地(正絹)でしたが、裏地がアセテート地。黄ばんだシミは頑固な為、熱処理を行いますが、アセテートは溶けてしまうためにNG!

できる限りの変色直しをして、どうしても残るシミの部分にバランスを考えながら金箔を吹き付けボカシを作り隠してしまう方法で着れるように復活させます。元通りにはなりませんが、親子で着れる事に大変喜ばれました。

30年前に着た時の水シミが茶色く変色

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30年前に着た時の水シミが茶色く変色ビフォー
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30年前に着た時の水シミが茶色く変色アフター

全体のシミは少なかったのですが、袖に500円玉ぐらいの茶色いシミを発見。白地の部分だけによく目立ち着ることができないの、ご相談いただきました。裏地がアセテート地でしたので、できる限りのシミ抜きを行い若干、シミが残るため金粉を使用してボカシをシミの上に施し隠してしまいます。シミの部分だけにボカシを施すと違和感があるために、バランスを考えながら仕上げました。

酷いシミでも柄足しで即解決!

特に濃くなった変色しみはシミが落としきれない時がありますが、着物に施してある柄と同じ柄をシミの上に描くことによって分からなくなり、沢山に方に喜ばれています。全体のバランスが悪くならないように職人の技術にお任せください。

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酷いシミ
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柄足し

男児祝い着は家紋を入れ替える

家紋は大切なもの。男の子の産着には家紋が入っています。すでに家紋が入っているから孫には使えないと思っていませんか?家紋は入れ替える事ができ、いつまでも受け継事ができるのです。

男児祝い着
家紋を入れ替える

お宮参り後は丸洗いクリーニングで安心保管

お子様に羽織らすだけなので汚れていないような気がしますがチリ・埃・ヨダレなどが気になる汚れなのです。水性の汚れは乾いてしまう事も多く目立ちにくいのが特徴ですが、保管中の変色を防ぐ為にも丸洗いクリーニングで次回着る七五三参りまで安心して保管ができます。

新しい文庫紙でお届けいたします。

当店にクリーニングや染み抜きをご依頼いただきました着物は、すべて新しい文庫紙(着物が包んである紙)に入れお届けさせていただきますので、新品同様の着物に生まれ変わりますので安心です。

お子様の誕生をお祝いする宮参りなどに使われる場合や保管するときには最適です。

文庫紙

着物ケア診断士から一言

産着(祝い着・初着)は今も昔もさほど柄は変わることなく市場に出回っています。着物を羽織ってお宮参りすることが決まりではなく成長を祝う節目に正装でと言うことが大切なのかもしれません。家族で記念写真を撮って昔のお父さんやお母さんの写真と見比べてみてはいかがでしょうか?きっと楽しいお宮参りのお身で作りになるでしょう。

お宮参り着物染み抜き・クリーニング料金表

お宮参り着物 汗抜き丸洗いクリーニング 4,600円
丸洗いクリーニング 3,600円
カビ取りクリーニング 6,600円
汗取りクリーニング 4,600円
染み抜きクリーニング お見積り
古い染み抜き お見積り
羽織・道行コート 丸洗いクリーニング 6,000円
カビ取りクリーニング 9,000円
染み抜きクリーニング お見積り
古い染み抜き お見積り
袋帯・名古屋帯 丸洗いクリーニング 5,000円
カビ取りクリーニング 8,000円
染み抜きクリーニング お見積り
古い染み抜き お見積り
初着(お宮参り着物) 丸洗いクリーニング 3,600円
初着長襦袢 丸洗いクリーニング2,400円
フードセット (よだれかけ・帽子) 1,600円
女児七五三 二点セット(着物・長襦袢) 6,000円
三点セット(着物・長襦袢・被布) 8,400円
しごき 800円・帯揚げ 800円
男児七五三 二点セット(着物・長襦袢) 6,000円
三点セット(着物・長襦袢・羽織) 9,000円
四点セット(着物・長襦袢・羽織・袴) 13,600円

※料金は全て税別価格です。

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